10/9/21 映画『キャタピラー』@七芸

『HIRO珈琲』で買った豆で朝イチ珈琲を淹れる。
香ばしくて凄く美味しい!
自宅で飲むコーヒーではあのZOKA以来の感動。
グラム400円くらいの季節のブレンドだが他のも試したい。


で、午後イチでお店に行ってみた。
今日も混んでいた。
待っている客のハンドリングがなってない。
飲み終わったカップを片付けないまま放置されている。
おそらくスタッフの人数が絶対的に足りないのだ。
カウンターに座りポットでモカを注文。
居心地はとてもいいのだが…。


iPhoneアプリの「MonotoriCom」で撮った写真を加工する。
ここが『HIRO珈琲店 西宮北口店』です。



…久しぶりに映画館で映画を見る。
若松孝二監督『キャタピラー』@十三 第七芸術劇場。
16時35分の回、客は中高年中心で20人くらい。
会員の有効期限が切れていたので3000円払って更新、今回は無料になる。


あの戦争を描いた映画。
キャタピラーとは「芋虫」のこと。


 一銭五厘赤紙1枚で招集されていった夫・久蔵を見送った妻のシゲ子。
 だが、彼女の元に帰ってきたのは顔面が焼けただれ、四肢を失った無残な姿の夫だった。
 それでも“生ける軍神”として勲章を胸にあがめられる久蔵。
 あわれな姿になっても衰えることのない、彼の旺盛な食欲・性欲。
 シゲ子は“軍神の妻”として尽くすが、やがて空虚な思いを胸に抱き始める。
 そして、久蔵の脳裏に忘れかけていた戦場の風景が蘇り始め…。


チラシにはこんな紹介文がある。
戦争映画だが戦場は回想シーン(フラッシュバック)でちょっと出てくるだけ。
舞台はどこにでもある一見平和なニッポンの農村、だけど恐い戦争映画です。

 


若松監督はたぶんピンク映画時代に何本か見たことがある。
おそらくこの監督の全盛期、メッセージ性が強くてエロチックな作品ばかり。
その頃の映画を通じて彼の言いたいことというのは僕にも凄くよく伝わってきた。
正義の戦争なんてない。
小難しいことは言わない。
ストレートに伝わる。
体験して得るものとは別に映画を通じて…だけど、
もう、わかりました、わかりましたよ、と伝わってきた。
でも、こういうメッセージというのは粘り強く執拗に発信し続けないとダメなのだろうな。
どぶさらいのように、雪かきのように、屋根の埃を落とすように。


寺島しのぶ主演、ベルリン映画祭で銀熊賞受賞!
スクリーンに向かって「音羽屋!」
とは言いませんでしたが…名演には間違いない。
戦争中だからノーメイク、でもこの人はノーメイクがいい。
女版の香川照之、役者としては得なルックスだと思う。


四肢を失い芋虫になった夫とのセックスシーン。
最初はドキっとして観てました。
でもなあ、ちょっと多過ぎるような…。
わかりました、わかりました、 って感じになります。


ベルリンで賞を獲った時、海外のメディア(どこなのだろう?)がこう賞賛した。
「日本でも当時の軍政を批判する映画が出来るとは驚きだ」
日本っていったいどんな国だと思われているのだろう。


予告編はちょっとエグい。
関テレのニュースで放送したものです。
よ、音羽屋!


…映画終わりでA部氏と十三で飲む。
七芸の向かいにある『得一』、バリバリの立ち飲みです。
生ビール!
アジフライ、鯛の造り、ほうれん草ベーコン、エイヒレ、すべて300円以下。
広くて安くて食べ物が美味しい。
A部氏はウイーン&プラハの秋の中欧巡りから帰国したばかり。
ワイン三昧だったそうな。
プラハのジャズハウスで購入したオリジナルCDを土産にいただく。


テレビでは中日阪神戦が流れる。
解説が江夏豊テレビ大阪の中継を見ると、ああ江夏さん生きていたか、と安心する。
試合は中日ペース、もう阪神には後がない。
またしても和田さんの活躍あり。