若い頃、とは言っても20代後半から30代だが、一人旅に出ると日記を書いていた。
当時はパソコンもデジカメもiPhoneもなかったから日記に写真は貼れない。
せいぜいガイドブックや観光地のパンフレットの写真を切り抜いて貼ったり、たまに下手なりにスケッチを描いたりしてた。
今は手のひらに収まるくらいのiPhoneで簡単にこんな写真が撮れる。
これは今日、西宮大橋から撮った夕景。
写真をフェイスブックにアップして(自慢げに)満足している。
これは僕という人間の進化ではない。
無くてもいいものばかりが増えてゆく。
手書きのノートと文庫本だけを持って旅に出たい。
午後4時半ごろ、南の空から放射状に雲が広がった。
まもなく落日、この雲が焼けたら凄いだろうな、と海辺で待つ。
果たして10分もしないうちに雲は姿を変えてしまった。
橋の上に風が強く吹く。
自転車が二度も倒れた。
秋は過ぎ去り初冬の冷たさだ。
日本語では何と言うのだろう?
英語でBeachcomber(ビーチコマー)という言葉がある。
プログレッシブ英和中辞典(第4版)によると…
Beachcomber [名]
1 (浜で)漂流物を拾う人.
2 (特に南太平洋諸島の)白人浮浪者, 波止場ごろ;ちんぴら.
3 (押し寄せる)大波.
4 浜辺の行楽客.
この単語を知ったのは愛用してるトートバッグの商品名がBeechcomberだったからだ。
http://www.portcanvas.com/beachcomber-tote-bag/
米東海岸メイン州ケネバンクポートで買ったトートバッグで村上春樹が世界一のトートバッグであると紹介したもの。
商品名にするということは察するにそれほど悪い意味ではないのだろう。
おそらく海辺を散策する人くらいの意味かも?
大好きなギタリストでありシンガーでありソングライターでもある Mark Knopfler の曲でBeachcombingという渋い歌がある。
こいつをカーステ(古いね)で流しながらあてもなく南へ北へ長距離ドライブに出たい。
古いフィリピンの ザ・ロッキーフェラーズの歌に「ビーチコマーソング」というのがあった。
このグループはフィリピンのジャクソン5と言われているらしい。
(You-Tubeで初めて知ったのですが)
西宮大橋から西を見渡す。
この場所から見える景色が好きだ。
海、街、山、橋、砂浜、ビル、道路、鉄道、カフェ、ヨットハーバーの詰め合わせ。
バブルの頃に流行ったヒロ・ヤマガタのイラストみたいだ。
…朝6キロほど走る。
西風が吹き季節がまた進んだ。
今シーズンの鍋 第3弾は「豚肉と白菜のこくまろ鍋」です。
広島の義姉に教えてもらったレシピ。
材料は豚ロース、白菜、にんにくスライス、生姜。
にんにくと生姜は惜しんではなりません。
出来れば純米酒と塩を加える。
そのまま鍋に醤油を入れてもいいしタレやポン酢でもいい。
とにかく贅沢ににんにくと生姜を使うこと。
今日の こくまろ鍋 はとびきり旨かったです。
ヒロが「今日のは自分でも鳥肌が立つくらいだった」と言い放つ。
もちろん二段ジメ。
最初は太めの讃岐うどん、次にご飯投入。
雑炊は醤油で味つけせずにニンニクと生姜と塩だけ。
それだけでしっかり味がついてて感動ものの旨さでした。
…サンテレビで高校駅伝兵庫県大会@丹波篠山を観る。
男子は西脇工業、報徳学園、須磨学園の3強勝負。
報徳がスタートダッシュするも須磨につかまり、
最終5区で西脇工業が逆転し優勝した。
女子は女王須磨学園を西脇工業が1区の南(1年)と
2区の高橋ひな(1年)の二人で須磨学をぶっちぎって圧勝。
21年ぶりに県大会を制した。
須磨学園ってこの20年間負けなしだった。
二十連覇って…。
西脇工業はアベック優勝。
今年は記念大会で2位以下のチームにも都大路出場のチャンスがある。
兵庫県勢はおそらくもう一校出られるだろう。
とにかく師走の都大路の注目は西脇工業の南&高橋の1年コンビ。
南は小柄な長距離向き、高橋は800mが専門のスプリンター。
どう区間編成してくるのか。