夏日好日。
きょうはニュースデスク勤務。
寝坊して出遅れて、さらにコイン精米に行って、走る時間がない。
けど走った。
水が嬉しい季節。
芦屋中央公園でランTABATAと筋トレTABATA 。
…ジャズ批評の5月号の特集は「いま旬の歌姫たち Part 2」
facebook友だちの高田英子さんの記事が掲載されていた。
一昨年の大阪マラソンの特番で取材させてもらったシンガーだ。
フルタイムで働き、3人の子どもを育て、ライブ活動を続け、
1年半でフルマラソンを4回完走し、なおかつトレランにも挑戦した。
記事を読んでジャズを始めたのは46歳からだと知った。
誰にとっても一日は24時間しかないはずなのに、
彼女には36時間くらいあるんじゃないかと錯覚するほど。
実にアクティブだ。
そして、その一人四役のこなし様が実に軽やかなのだ。
彼女からは「人生は簡単よ」というメッセージが聞こえてくる。
ジャズ批評の記事にそうあった。
まもなく、と聞いてたけどなかなか出ない(笑)新しいCDも楽しみです。
そうそう、今年も大阪マラソンを走るそうだ。
3年連続で当選する強運も持ち合わせている。
パワースポットみたいな人です。
…最新号のミーツは京都の酒場特集。
京都のニューウエーブを中心に紹介されている。
そんな中、至宝酒場として紹介されている赤垣屋。
裸電球の下、三代目、四代目の写真が渋い。
ここ数年、京都呑みの店は限定されている。
赤垣屋、遊亀、四富会館、K6系のバー、蕎麦まつもと、HAYASAKABA。
かなり保守的になっている。
以前は、新京極スタンド、地球屋、たつみ、ますだ、清水商店。
たまには新規開拓したいな。
ミーツの赤垣屋の記事には太田和彦とバッキー・イノウエが寄稿してる。
太田さんはちょっと年寄りの愚痴っぽい。
バッキーさんの文章はいい。
初夏から夏の夕暮れ前に赤垣屋で飲むことの幸福を書いている。
縄のれんをくぐったところの入口に近いカウンターに坐る。
この店の奥はオレの席ではない。
昔からそう思っている。
(中略)
コップの酒が減っている。
もう一品なにか注文して酒を飲み干す。
平日の夕方、次の予定がない。
注文した酒と肴を待っているシアワセな男がいる。
シアワセは伝染する。
お勘定すると太い声のご主人が注文したものを
ひとつずつ読み上げてくれる。
有り難い。
おおきにと言って店を出れば少し暗くなった鴨川と疎水がある。
シアワセだったけど振り向かないで二条の橋を渡る。
この立地も含めて赤垣屋なんだろう。
いい時代に暮らせてる。
そう思う。
同じ季節に同じカウンターの席で独酌した。
この日記にもシアワセな男がいる。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20120720/1342714524