明日はびわ湖大学駅伝本番。
今日は夕方までに前泊地の長浜に移動して最終打ち合わせ。
2005年から続いているこの季節の恒例イベントです。
十代や二十代の頃、1年はどこか未知の空間を先へ先へと進む感覚だった。
来年は今年とは違う1年だった。
進学したり、就職したり、休学したり、住む場所が変わった。
いつ頃からだろうか。
1年が皇居一周のジョギングコースのように感じるようになったのは。
さそがに400mトラックとまではいかないが、周回コースには変わりない。
どこへも行けない。
もう20年以上も同じ場所を周り続けている。
1年は季節のメリーゴーランド。
…前にも書いたかも知れない。
バレーボールの中垣内が引退間近の頃につぶやいた。
「あのジジイやるなあ、って若い奴に言わせたいって気持ちあるんですよね」
いま、その気持ちわかるなあ。
って書いたものの、ちょっと違和感がある。
たとえば30代の頃の僕に高い志やライバル(?)に勝ってやろうという気概があったかな?
ただ次々と来る仕事をこなし、疲れたら断る理由を捜して、隙を見て旅をしてただけ。
そもそも生来の極楽とんぼだった。
一流アスリートになぞらえて人生を振り返るのはやめましょう。
…突然、落語が聞きたくなった。
思えば生の落語は久しく聞いてない。
関西に今僕が確実に爆笑出来る落語家が二人いる。
上手いか下手かというのとは別次元の話。
一人は桂三歩、もう一人は桂三象。
涙で出るほど笑いたい。
…JRの快速が遅れ、乗るべき予定の新快速に乗り遅れた。
少し遅れて長浜へ到着、最終打ち合わせに出る。
今年は京都産業大が本命、区間配置はエース三岡を最長区間に置き王道の構え。
会議終わりはこれもいつもの恒例。
ホテル近くのアイリッシュパブ(?)『セカンドブース』で独酌。
ギネスとサミエル・アダムス(懐かしい)を一杯ずつ飲む。