そういえば先日 阿波座でライブを聞いた帰り、年若い友人(二十代女性 既婚)に久々にメールした。
メール交換した最後に、また飲みましょう!お元気でいてくださいね、と嬉しい返信をもらった。
嬉しい、のではあるが…元気でいてくださいね、か。
そうか、彼女の年齢からすればそうだよな、としばし電車の窓に映る自分を見つめてしまった。
その日、電話した八十一の母に当然ながら僕からそういう類の言葉をかけた。
そうだよな、30歳以上も離れていて…もうすぐ還暦なんだし、そうなるよな。
子供がいたら少しずつ自覚していくのだろうけど、対象物がいないといつまでも変わらない。
親となるという成長物語がぽっかり空白になったまま年齢を重ねてしまう。
関川夏央がうまいこと表現していた。
自己像は老けた青年だが、客観像はせいぜい中年晩期。有り体には初老期。
この落差の中に「おじさん」の悲しみがある。
それでも、…たぶん、楽しいことだってある。
生きねば! と思う。
同じ日、二人の息子の母である友人(四十代女性)よりメールが届く。
高校で野球をやっている次男が秋季大会であの済美の安楽と投げ合ったという。
先発して5回までを1安打無失点、その後はさすがに6失点を喫して敗れたものの、エラーで出塁すると抜け目なく盗塁を決めた。
スタンドで応援していた彼女はさぞかし緊張し、心配し、興奮しただろう。
自分の子どもがエースとしてマウンドに立っている、という感覚はもちろん想像出来ない。
想像出来ないがすごく羨ましい。
5回までは安楽と互角に投げ合いスコアボードに0が並ぶ。
自分のことじゃないけど、少し自慢したい気分になる。
でも、どう自慢したらいいのかな。
いや、そもそも自慢じゃない?
http://www.hb-nippon.com/ehime/report/1121-hb-ehime-game2013/10900-20130914001
…朝、今月3回目の筋トレへ行く。
30分だけでもやるとやらないとでは違う、と思いたい。
自宅〜ジム(筋トレと風呂)〜自宅 で1時間あれば可能なのだ。
前半はサボってしまったので後半は30分でいいから隔日ペースで。
予定では、ヒロと京都の智積院へ行って四条烏丸の店で夕ごはん、だった。
朝食後、今日はやめとこうかな、と言うので中止とする。
じゃあ、少しでも仕事を進めよう。
16時からの会議、その前後で大阪マラソン取材の準備をする。
夜、七芸でドキュメンタリー映画を見終えたA部老師と十三で合流。
十三らしい立ち飲みの安酒場でオヤジ酒する。
極彩色の十三本通り、この絵画調モードにはこういう猥雑なカラーリングが似合う。
向こうから竹内力が風切って歩いてきそうだ。
激安酒場の「得一」十三店。
瓶ビール大2.樽酒2、烏賊刺し、こんにゃくステーキ、生たこ、塩サンマ、ニラ玉、ホルモン鉄板焼き、そばめしetc。
3000円ちょっとで、けっこう酔いました。
店の大きなモニターでは広島阪神戦、きょうは阪神の圧勝ムード。
目をそむけるA部氏でした。
十三駅西のディープなエリアでワインを飲む。
「ワインデリ・テッラ」というお店、懲りずにここも立ち吞みです。
上等なイタリアワイン、ワインに詳しいA部氏が驚くほどの値段でグラス売りされている。
ほどなく酒豪Nさんも合流。
1杯のつもりが3杯も飲んでしまう。
場所柄、ちょっと場末のスナックみたいな雰囲気があるのもご愛敬。
十三で飲んでるって気分になる。
阪急電車で帰宅。
さすがにプールへは行きませんでした。