ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2013/12/20 寒夜洛中極上酔


ずっと先のことだと思っていた宝塚ハーフが3日後に迫る。
PBは今は無くなってしまった豊岡円山川マラソンの2時間03分30秒。
ほんとはこれを更新して2時間切りを目指したいけど自信はない。

  


A目標を2時間切りとしておこう。
B目標は前半はキロ5分40秒以下を出来るだけキープして、
落ちることが予想される後半は6分以下でがんばってPB更新。
C目標は最後まで楽しく走って2時間10分以内で2013ラストランを締めたい。
当日、さぶいかなあ?
風はどんなんかなあ?
レースは不安だけど手塚治虫のTシャツ楽しみだ。


さ、今から10キロ、6分以内/キロで走ってきます。


…メージは宝塚ハーフの前半。
目標はキロ6分以内のイーブンペースで余裕もって走ること。
寒風の中、芦屋浜12キロコース(勝手にそう呼んでる)を走る。
10キロ54分22秒、平均5分33秒で走れた。
ただiPhoneアプリは停止時間が計算されるとラップが短くなる傾向がある。
実際には56分半くらいだろう。



冬の芦屋浜もきれいです。
  


  


  


終盤ペースアップも出来たけど、あえてイーブンで走った。
10キロから11キロをペースアップしてみました。
この感じでハーフ走れたら2時間切れるんだけどそうはうまくいかない。
本番では5分半イーブンでどこまで粘れるかがカギ。


         



…午後から上洛、A部老師に誘われおそらく今年最後の京都呑み。
寒くて十三あたりでめげそうになる。
十三で飲みませんか?とメールする。
しかし、すでに老師は京阪特急で三条へ向かっていた。
覚悟して阪急快急河原町行に乗りこむ。


木屋町通りを北上する。
よさげな店が紅い灯をともす。
やっぱり京都に来てよかったな。
座れないかもしれませんが赤垣屋にチャレンジしましょう。
座れるか座れないかは運だめしです。
A部氏のメールにそうあった。
赤垣屋に着くと氏は小あがりで一人飲んでいた。
キリン瓶ビール、突き出しのサバ味噌は皿から消えていた。
小あがりに座れた、ということは中吉かな。
(カウンターに座れたら大吉、店内で待てる状況なら小吉だ)

   


老舗の居酒屋。
ここはカウンターの常連客がアンティックな調度品だ。
珍しくカウンターの端の志村喬さんが長居されている。
と言ってもまだ6時半だ。


ビールから日本酒。
伏見 名誉冠の樽酒を燗する。
熱々燗だ。
四代目は僕の好みを憶えててくれたのだろうか。


珠玉の居酒屋料理が並ぶ。
旨い料理は美しい。
無粋は知りつつ思わずデジカメ撮影。
・小芋の煮つけ
・鯖の味噌煮
・ひらめの造り
・鰯の一夜干し
写真の他にも、アスパラの牛肉巻、しめ鯖、おでん3種を堪能する。

  


  


  


  


A部氏と今年を振り返る。
氏は広島の両親を相次いで亡くされた。
2013年はそれに尽きるだろうとのこと。
映画の話。
今、「ハンナ・アーレント」と「キャプテン・フィリップス」が面白いとのこと。
特に「キャプテン…」は映画として純粋に面白いとのこと。
でも、一番心動かされたのは1月に見た「拝啓、愛してます」かも、と
僕が紹介した韓国映画だ。
自分に問う。
うん今年劇場で見た30本を思い浮かべる。
アルバート氏の人生」「25年目の弦楽四重奏」「ファースト・ポジション」
風立ちぬ」「かぐや姫の物語」「旅立ちの島唄」「きっと、うまくいく
このあたりがベスト3候補か。
確かに「拝啓、愛してます」はいい。
確実にベスト3入りだ。


二軒目はダメもとで四条の八べえ長屋「蕎麦まつもと」を覗く。
え? カウンターには誰もいない。
貸し切りかな?
やってますか? とおそるおそる入る。
やってますよ、どうぞ。
きょう2度目の運だめしは大吉だ。


  


酒庫に並ぶ日本酒。
きのう飲んだ「秋鹿」はかなりのラインナップを揃えてるらしい。
うすにごり霙もようの冷えたのを一杯。
A部氏は地元広島の「寶剣(ほうけん)」の山廃。
つまみが素晴らしい。
蕎麦味噌、長芋とわさびのポテサラ、鶏ささみの一夜干し。
全部うまい。
白味噌を味つけした蕎麦味噌だけで日本酒3杯はいける。
夕方4時からオープン。
京都でジョギングして風呂に入って蕎麦酒。
サイコーですやん。
笑われるかもしれないけど、
まだまだ元気で生きていたい!とそう思う。
生きるヨロコビの 蕎麦まつもと でした。


   


もう一軒?
四富会館を覗く。
「たすく」のカウンターに巨漢の男が二人座っていた。
肉がはみ出て戸が閉まらない。
それだけで遠慮したい。
わかってる人にはわかるでしょ。
久々に「奈落」でワイン。
タイ料理好きの女性が3人、ぼくらおじさんが2人。
蕎麦酒で満足してたので一杯で切り上げる。
最後はいつものようにマクドナルドで熱々の珈琲買って帰宅。
しあわせなおそらく今年最後の京都呑みでした。