ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2014/1/6 感性の水やり

きょうも西宮ウォーターフロントを走りました。
昨日の夕刻、絶景の中を15キロ走ったので今朝は軽めに5キロ。


ちょっと意外だけど、冬の空は雲がいい。


どうです!
不気味な連合艦隊のように青空を埋め尽くす巨大な白雲。

  


久々に(9月以来)、血糖値を測る。
7月に血液検査したときは107、9月に自分で測ったときは126、今朝は152もあった。
これはかなり問題な数値。
一週間後にもういちど測り直して対策をしなければ。
調子にのって飲み食いしてたらアカンのだ。


…本日から出勤、とはいえ勤務日ではないのだ。
梅田に出て、映画を見て、職場で新年の挨拶をして、という段取り。
写真はスカイビル4階の梅田ガーデンシネマから見たグランフロント大阪の威容。
冬は空が美しい。
  

 
去年は本を読まなかった。
特に後半がダメ、7月からは6册くらい。
10月以降は何故か集中できなかった。
ツール・ド・フランスの「シークレット・レース」くらいかな。
(これは傑作ノンフィクションでした)


自分のまわりの世界しか見ていないと感性は確実に衰える。
詩人の茨木のり子さんに
“水やりを怠っておいて ばかものよ ” と怒られそうです。
感じたことをアウトプットすることが出来ない。
さらに言えば、何も感じない、ことだってある。
他人には無神経になる。
(曲がりなりにも)表現者として、いかがなものか、と思う。


加えて、加齢で情報処理の速度も低下している。
世の中には自分より明らかに優秀な人って
こんなにいるのだと実は最近になって気づき実感している。
ええ歳してお恥ずかしい限り。
もちろん、手遅れだ。
若い頃にちゃんと認めて自覚すれば、
もう少し不器用に愚直に生きる道があった。
でも、手遅れと自覚することは救いでもある。
心に平安が訪れる。
何よりもふたたび手遅れだと気がつく悲しさから永遠に逃れられる。
人間、諦めてしまえば楽になる。
五十前の人は諦めちゃダメだよ。


で、2014年はやっぱりインプットして感性に水をやろうと思った。
映画『セッションズ』@梅田ガーデンシネマ
ヘレン・ハント(50歳!)目当てでこの作品を選ぶ。
一日一回上映のせいか7割ほどの客入りだった。
見終わって気がついたけど日本ではR18指定なんですね。
つまり、成人向け映画!
18禁なんて久々に見た。
なんで?って思ったけど。


  


身体障害者のセックスを描いた映画だけど、男なら誰もが共感できる。
実話ベースで、ユーモアあふれ、ちょっと哀しくて、幸福な結末。
いいなあ、こういう映画。
でも、僕が一番響いたのは障害者の主人公が、
セックス代理人であるヘレン・ハントを愛してしまい、
ゆえに永遠に失ってしまうシークエンス。
ここで表現されている“潔い喪失感”がいい。
喪失感、あらゆる感性の中でもベスト3に入れたいくらい。
たぶん、僕は何かをあきらめることが好きなんだと思う。
ああ、もうこれで自分を責めたり相手を責めたりして悶々としないで過ごせるんだ、と。
本当はこんなのダメなんだけど。
我慢してたおしっこをしたときの快感。
排泄行為に似た。
変態かな?


この映画の場合、彼女を失った主人公は、のちに素晴らしい宝物を手に入れるのだ。
きもちいいハッピーエンドが待っていた。

  


この映画、実はスルーするところだった。
見つけたのは愛読するブログ「特別な一日」の2013年の映画ベスト10という記事でした。
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20131230/1388403417


「セッションズ」のレビューも素晴らしい!
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20131216/1387191652


ベスト10の中に僕自身もベスト10入りだと思う作品が3つ被っていた。
1位の「きっと、うまくいく」と2位の「アルバート氏の人生」、そして「かぐや姫の物語」だ。
試写会で見た「かぐや姫の物語」以外はこのブログを読んで行こうと思った作品だ。
ことしもいい映画のナビゲートをお願いしよう。


…好評の「大和芋とろろ鍋」に続くシーズン第2弾!
豚肉と白菜+にんにく&しょうがのこくまろ鍋(超美味)やりました。
Cookpadにもあります。
http://cookpad.com/recipe/1674354
広島の親戚に教えてもらいました。
Cookpadのレシピよりもっとシンプル。
水に塩、しょうが、にんにく、味つけはこれだけ。
豚肉と白菜を投入して煮こむ。
タレはお好みでごま醤油ベースかポン酢か。
豚肉と白菜をミルフィーユ風に重ねてやるレシピもあります。


大和芋(自然薯)とろろ鍋 ★★★
豚肉と白菜のこくまろ鍋  ★★★


甲乙つけがたいです。
この冬、とろろ鍋をあと2回、こくまろ鍋をあと2回します。


  


残念なのは写真ではおんまり美味しさが伝わらないこと。
もっと湯気をいれてシズル感ださないとね。 

  
 



寒夜、プールへ行く。
最近はウォーキングじゃなくてスイムなのだ。
夜のプールはワンレーンを一人で独占出来る。
かなり贅沢だと思う。