ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

09/7/27 ガラスの50代

今日も曇り空の札幌、暑い国へ帰る。
梅雨はいまだ明けない。
伊丹行きのJAL便は満席。
土曜の関空発札幌行きとの差はくっきり。
奈良のインターハイへ出発する高校生と乗り合わせる。


大阪もさほど暑くはなかった。
局に戻り、インタビューの書きおこし(キャプション)作業をする。
今回の出張、老眼鏡を家に忘れてきた。
見えないことはないが、ストレスが溜まる。


この年齢になると追い込まれるのが何より辛い。
追い込まれた場合はどうなるかを知っているから、だ。
先送りにしない。
今日できることは今日しておく。
出来るなら前倒しで事を進める。
貯金を作っておく。
不意の事態に備える。
常に最悪の事態を覚悟して仕事を進める。
ちょっとしたトラブルは起こって当たり前と考える自己防衛。
こわれやすい心と身体。
ガラスの50代。


宮里藍がアメリカ(欧州)ツアーで優勝!
プレイオフでバーディーパットを沈めてガッツポーズした。
直後、右手をキャップに(あるいは目頭に)左手を腰に当てた仕草がいい。
ちょっとトラブルに遭って、困ったなあ、とでも呟いているかのようなポーズ。
ニュースを見ていてもぞくっと来るものがあった。

     



ツール・ド・フランスも決着がつく。
アスタナのコンタドールが総合優勝。
ランスは3位入賞。
「いい気持ちだ。ベストを尽くしたが、若い選手と戦うのは難しいよ。
 でも幸せだ。(7連覇の最後の年の)2005年のときのようにハッピーだ」
4年ぶりに復帰の37歳は来年も出場の予定、意欲衰えず。
日本人の新城と別府も完走した。

     
     


俳優の山田辰夫が死去。
おくりびと」で印象に残った役者だった。
台詞は少ないが効いていた。
妻を納棺したあとに山形訛りでぽつりと礼を言う。
「あいつ、いままでで一番チレイ(きれい)でした」
泣かされたシーンでした。
享年53、富山出身、滝田監督とは高岡商業時代の同級生だったという。
年齢で言えば僕の1年先輩だ。

     



…2泊3日の出張から帰宅。
ヒロの機嫌がいい。