2012/9/17 人生はドーナツ盤

寝坊して起きたのが10時前。
ああ、また一日が短い。
昼前にロードバイクで40分ほど走る。
香櫨園浜から芦屋シーサイドタウンを抜ける。
夏の光に秋の気配がわずかに混じっている。
猛暑日だからといって100%の夏ではない。
梅雨明け前、あんなに待ち望んでいた夏にはとうに飽きた。
身勝手で、移り気な、四季のある島の国民であります。


  


前にも書いたが『傍見楼日乗』と言うブログを愛読している。
書いているのは眼鏡堂氏の先輩に当たる岩手出身の佐々木さんというライターであり編集人。
飄々とした自虐をユーモアで味つけし、知性がほどよくミックスされた洒落た文章で更新を楽しみにしている。
http://blog.livedoor.jp/nor_sasaki/archives/51843592.html
最新の『大器晩成型』と題されたエントリー、冒頭の描写に心あたりがある。


   ブログ更新を怠けている間に、たちまち時は過ぎ去る。
   夜寝るとすぐ朝が来る。ちょっと昼寝をするともう夜だ。
   理論的にはなんとも説明はできませんが、とにかく私をとりまく時間はどんどん早くなっている。


まったくだ。
僕も同じです。
すぐに朝が来て、気がつけば夜になっている。
人生ドーナツ盤説、あるいはLPレコード説というのがある。
大瀧詠一だったか吉井和哉だったかがラジオで披露していたと記憶する。
それを裏付ける記述。
一周が一年としたら若い頃は長いがトシをとるほど加速度的に短くなる。
年配の人はその通りと納得してくれる仮説だと思う。
ちなみに、人生はチョコレートの箱のようなものだ、何が出てくるかわからない、と言ったのはフォレスト・ガンプ
人生はドーナツ盤のようなものだ、こっちの方がよほど気が利いている。


佐々木さんは僕より年長だ。
身体の具合が悪いらしく診察を受けたらしい。
ついでに身長、体重を測る。
そして佐々木氏は驚く。


   身長が若い時より伸びていた。
   あの頃、いろいろと悪あがきをしても超えられなかった177センチを余裕で5ミリオーバー。
   「きみは大器晩成型だから、がんばれ」と中学のキクチ先生は言ってくれたが、あれはだめな生徒を励ます空疎な言葉ではなかったのである。


『傍見楼日乗』では定番の落ちである。
僕はこれにハマって久しい。
佐々木さんと同年配のお仲間のブログに『楕円系萬週報』がある。
こちらも加齢を自虐、かつシニカル、かつ辛口に描写する。
ラグビーのルール改正とご自分の生活ルールの改正を並べ、クスリと笑わせてくれる。
http://blog.livedoor.jp/nob_nakao/archives/51841184.html


…今日は終日自宅にこもる。
自らの身体の減量と合わせて生活の減量プロジェクトを遂行中だ。
VHSビデオとパソコンの使わなくなった周辺機器を処分する。
衣類と本という二大対象にはいまだ手をつけていない。


夕食は野菜の天ぷらとすだち蕎麦。
人参だけのかき揚げが甘くて美味。
すだち蕎麦は見よう見まねで初めて作った割になかなかの味でした。

  


夜遅く、いつものようにポートウェーブ西宮へ行く。
が、今日は敬老の日、祝日だったことを失念していた。
日曜、祝日は20時までだった。
自宅で少しだけ筋トレをする。