台風一過。
最近は台風が遠ざかってもぐずぐずした空模様のままということが多かった。
今回の18号は台風らしく暴れた分、ちゃんと晴れてくれました。
夙川公園の遊歩道には 松ぼっくり、枯れ枝、葉が散乱していた。
京都では桂川、宇治川、市内の鴨川までもが氾濫した。
嵐山の渡月橋も危機一髪、その映像もネットに氾濫している。
四条大橋西詰めの東華菜館あたりと三条のスターバックス下の鴨川。
等間隔に並んで坐る鴨川名物のカップルは海に流されてしまっただろうか。
午後5時、烏丸から堀川へ歩く。
秋のからっとした空気、夕べのまばゆい光。
四条堀川のビールバーでA部氏と合流。
涼風が気持ちいい。
飲んだのは3番と9番。
空気が乾いているとクラフトビールが一段と美味しいのです。
近所に住んでいるのだろうか欧米人の客がさっと来ては一杯だけ飲んで去って行く。
なんだか外国で飲んでいる気分。
アルザス風のベーコンをのせたクリスピーなピザとブラックビター。
堀川通りを歩いて北上、二条城前を通り「拾得」へ。
中村まり&安宅浩司 アコースティック・デュオ@拾得
台風のおかげで次のライブ会場(信楽)へ移動しそこねたバンジョーの第一人者 原さとし さんが飛び入り参加です。
拾得、いったい何年ぶりだろう?
少なめに見積もっても25年? 四半世紀ぶりか。
脳内にある店のレイアウトとは全く違っていた。
記憶ってアテにならない。
ここで聞いたのは南正人のライブだった。
暮れなずむ路地裏に 真っ赤な夕陽の影ひとつ
表通りをさけたくなって 静かな道を選んで
そんな歌を聞いた。
Y田正男といっしょだった。
京都で映画「オキナワの少年」を見て、どこかで飲んで、ここ拾得までたどり着いた。
しこたま飲んでいた記憶がある。
そんな記憶アテにはならないが。
ライブ後、歩いて上賀茂紫竹のセルジオの下宿まで行ったのだけは確かだ。
一昨日に続いて中村まりさんの追っかけ。
昨日は和歌山でライブだったそう。
台風の影響で京都までの移動に5時間以上かかったらしい。
ビールは飲んできたのでワインにする。
驚くべきことにアルゼンチンワインのフルボトルが1700円だ。
ひとり850円で酔える。
京都の客、いや今夜の拾得の客の年齢層は高い。
そして、不動の姿勢で聞いている。
大阪とはノリが違う。
カントリーミュージックの研究者なのだろうか。
ギターとマンドリンを演奏した安宅浩司さんのPV。
今回のツアーでは楽器演奏に徹していたがヴォーカルをありなんですね。
一曲くらい歌って欲しかった。
中村まりさんと二人でYou-Tube 動画を紹介しあいっこすると言う。
アメリカの古いミュージシャンの映像が今は簡単に見られるものね。
僕もチャーリー・パーカーとか、ポール・デスモンドとかを初めて見て感動した。
ハマると2時間なんてすぐに経ってしまう。
9時半過ぎに終了。
タクシーで河原町、阪急電車で帰宅。
カーリングの日本代表決定戦、朝は僅差で中部電力、夕はコンシード・ゲームで北海道銀行が勝つ。
3勝して大手をかけたのは北海道銀行。
あす代表が決まる。